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日本のお茶に革新を起こした「日本緑茶発祥の地」
江戸時代に「永谷宗円」が現代の緑茶製法の礎となる青製煎茶製法を開発した地、京都・宇治田原。京都市内から車で約50分。小さな山々に囲まれた宇治田原町のいたるところにはお茶畑が広がります。
日本緑茶の祖と呼ばれる永谷宗円は、この地である宇治田原町湯屋谷生まれ。元文3年(1738年)に、新芽の茶葉を蒸し、焙炉(ほいろ)と呼ばれる器具の上で茶葉を手揉み乾燥させる青製煎茶製法をこの地で考案し、現在の日本緑茶製法の礎を築きました。
宇治田原の狭い林道を進んだ奥地にある大福谷(おおぶくだに)
宇治田原町で茶の栽培がはじまったのは鎌倉時代。名僧・明恵上人の弟子によって栽培方法がもたらされ、霊峰・鷲峰山のふもと「大福谷」に最初の茶の種が植えられました。
大福谷は地味・気候ともにお茶の栽培に最適で、お茶の味も優れていたので、大福の穂先茶は宮中や鎌倉将軍へも献じられ「もっとも茶香深し」と賞賛されるほどだったそうです。
お茶の魅力を多くの人々に届けたい
自家茶園による栽培のほか、宇治周辺で栽培された茶葉を仕入れ、独自の製茶を手掛ける宇治茶問屋(産地問屋)です。
茶葉はいくつもの工程を経て加工されていきますが、弊社ではそれらすべての行程を行っています。
また、取引先様のご希望に応じた商品(ブレンド)、パッケージ(封入)にも対応させて頂きます。
石臼挽き宇治抹
弊社では伝統的な茶用石臼で高品質な宇治抹茶をシングルオリジンにこだわり生産しています。1台につき40g/時間の限られた生産量ですが、石臼挽き独特のこうばしい香り(石臼挽き香)、滑らかな口当たり、鮮やかな緑色を持ち合わせたお抹茶になります。
石臼挽きのメリット
抹茶を石臼で挽くことにはいくつかの大きなメリットがあります。
1.品質の保持
石臼でゆっくりと丁寧に挽くことで、熱が発生しにくくなります。大型機械で高速に挽くと摩擦熱で茶葉が劣化しやすく、風味や色が損なわれることがあります。石臼ではこれを防ぎ、抹茶本来の香りや鮮やかな緑色を保てます。
2.滑らかな食感
石臼で挽くと非常に細かい粒子の抹茶(平均8-12ミクロン)が得られるため、舌触りが滑らかで、口の中で心地よく溶けます。これは、茶道などで求められる上質な抹茶の特徴です。
宇治茶の本場「宇治田原」で宇治茶の研究と商品開発に日々力を注いでおります。
弊社代表は茶鑑定技術六段の永谷重剛(当主)。
弊社は宇治茶問屋ですが、茶畑も所有し独自のお茶を栽培しております。
弊社のある「京都府・宇治田原」は緑茶発祥の地として知られています。
卸売りだけでなく、商品の開発、共同企画にも取り組みます。
永谷茶業オフィシャルインスタグラムを見る
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